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コラム

記事公開日

湿気は天敵!空圧機械の故障を防ぐ解決策とは?

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みなさんこんにちは。

ハイグロマスター浦谷と申します。


7月に入り、最高気温が30℃を超える日も多くなってきましたね。

夏の訪れを感じる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

この時期の日本はただ暑いだけでなくジメジメとした湿気が多いため、過ごしにくさを感じている方も多いかと思います。

日本の夏はなぜこんなにも湿気が多いのでしょうか。

島国という気候特性。と言われればそうですが、一つの大きな要因は「気温の高さ」

にあります。

そもそも湿気とは、空気中に含まれる目に見えない水分(水蒸気)のことです。

この目に見えない水分、実は空気中に蓄えることのできる限界量(飽和水蒸気量)は決まっており、その量は「気温が高ければ高いほど多くなる」という性質があります。

つまり夏場は、気温が高いぶん空気中に大量の水分が溶け込んでいるため、私たちは強い湿気を感じるのです。

 飽和水蒸気量.png

 

そして、この湿気を苦手としているのは、私たち人間だけではありません。工場の安定稼働を支える「機械」にとっても、湿気は大きな天敵となります。

 

例えば、工場内のラインで往復運動を繰り返す「エアシリンダー」などの空圧機械。

これらは文字通り、空気圧の力で動いています。外からの湿気で壊れることは滅多にありませんが、使用する空気(圧縮空気)の中に水分が混ざっていると話は別です。

動作不良を引き起こすだけでなく、水分が長時間溜まり続けることで内部に「錆(サビ)」が発生したり、シール材が劣化してエアー漏れ(エアリーク)につながったりします。

  
用途.png 

 

それではなぜこれらの圧縮した空気に水分が混入するのでしょうか。

 圧縮空気はエアコンプレッサーと呼ばれる機械でその名の通り、空気を圧縮して作ります。

外気を吸入し圧縮することで、力強いエネルギーを持った空気を生み出す一方

この圧縮によって「水分(ドレン)」が発生しやすい状況をつくってしまうのです。

 

空気は圧縮されると、その度合いに応じて体積が小さくなります。
しかし、圧縮した瞬間にすぐドレン(水滴)が発生するわけではありません。
空気が圧縮されるときに激しい熱(圧縮熱)が発生し、温度が急激に上がるため、空気の水分を蓄える能力(飽和水蒸気量)も一気に増加するからです。

 

もちろん、高温のままでは工場の空圧機器には使えないため、通常は「アフタークーラー」などで冷却します。実は、この冷却のステップで初めて大量のドレンが発生します。

 圧縮過程.png

 

この時の空気状態を「過飽和」と言いますが、液化した水滴(ドレン)と目に見える霧状のミストが混在した不安定な状態です。

ドレンミスト.png

 アフタークーラーにはドレン排出機構が備えられているケースがほとんどですのでドレンについてはこちらで排出出来ますが、霧状のミストについては別途セパレーターが必要となります。(※アフタークーラーには通常セパレーターはありません)

ドレンだけでなくミストについても適切な対応を取らなければせっかく冷却して分離出来るはずの水分が二次側へ飛散することになります。

 

さらに問題はこれだけではありません。

基本的にアフタークーラーで使用する冷却源は32℃程度の冷却水が使用されます。

どんなに頑張ってもアフタークーラーでは40℃程度までしか冷却できません。

これらの圧縮空気を使用する場所が直近であればよいですが、使用場所が遠い場合は外気冷却により配管内でドレンが発生するおそれがあります。

ましてや地中や夏場空調の効いた部屋などを配管が通っている場合などは要注意です。

配管内ドレン.png

 

こうした「湿気とドレンの脅威」から工場の設備と製品を守るために、絶対になくてはならない主役。それこそが「エアドライヤー」です。

・コラム「圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)とは」

 
エアドライヤーは、コンプレッサーから送気された圧縮空気を冷却、または吸着剤により所定のレベルまで水分除去(除湿)する装置です。

適切な水分除去をすることで、配管内のサビや機器の故障、製品の不良を未然に、そして確実に防ぐことができます。

「うちはすでにエアドライヤーを入れているから大丈夫」という方も、油断は禁物です。経年劣化やメンテナンス不足のドライヤーでは、梅雨の湿気に処理能力が追いつかず、気づかないうちに配管内にドレンが滞留しているケースが多々あるのです。

また元々の除湿能力が不足しているなんてことも珍しくありません。

 本格的な夏を迎え、工場の稼働率が上がる前の「今」こそ、エアドライヤーの導入や更新、そして定期点検を行う絶好のタイミングです。

「最近、エアーの末端から水が出るようになった」「機械のトラブルを未然に防ぎたい」とお悩みの方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。

 

「各種お問い合わせ」

https://www.hygro.co.jp/contact.html 

 

ジメジメした夏を、万全の対策で乗り切っていきましょう!


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