除湿乾燥専用外調機

除湿・乾燥に特化した外調機。

除湿乾燥専用外調機は冷水による除湿、ヒーターによる加熱で低湿度の空気を送気する外調機です。

除湿乾燥専用外調機

省エネ
性能維持
安定性

一般的なエアコンを使用する循環型空調が使用できない工場設備で一定温度、一定湿度以下の送気が行えます。
きめ細やかな制御により省エネルギーを実現します。

空調のない工場で夏季や梅雨時の湿度で製品不良が起こる。
恒温室（空調室）を導入したいが、ラインの組み換えが難しく簡易的な囲いしか施工できない。
工場内で粉塵や有毒ガス等が発生するため一般的な循環型空調の使用は難しい。
外調機だけで一定湿度または露点を一定温度以下に保ちたい。
製品出荷時の結露防止のため、外気との温度差が少なく湿度の低い空気が必要。
テントなどの簡易的な倉庫での除湿がしたい。

といった問題をお持ちの方に最適です。

特長
仕様
お引き合いに際して
導入実績

除湿乾燥専用外調機の特長

POINT1

エアコンが設置できない環境に最適

粉塵やガスの発生等によりエアコン（一般的な循環型空調）の設置が難しい環境でも
一定湿度、一定温度以下の送気を実現します。

POINT2

きめ細やかな制御により省エネルギーを実現

装置入口および出口に温度・湿度センサーを具備し、きめ細やかな精度の高い制御により
過度の加熱や冷却を防止。最小限のエネルギーで低湿度や低露点を実現します。

POINT3

確実なドレン分離排出機構を装備

凝縮されたドレンを確実にとらえ機外へ排出、無駄な過冷却は必要ありません。

POINT4

長期にわたり低圧力損失。

装置ごとに専用設計された冷却器により、長期にわたり低圧力損失を実現します。

POINT5

大型プラントにも最適

集中管理に対応、数々のノウハウを生かした省エネ運用を実現します。

ハイグロマスター総合カタログ

ハイグロマスターの総合カタログになります。会社概要や製品に関してご説明しています。ぜひご覧ください。

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仕様

	標準仕様	オプション
設置場所	屋外一体設置	屋内（空冷式の場合は分割設置）防爆地区設置（冷水供給ユニットは非防爆地区に設置）屋外／屋内　分離設置耐塩害仕様
電源	AC200V 50Hz/60Hz 3φ 電源容量については仕様決定後提示いたします	AC220V, AC400V等お客様の仕様にあわせて設計いたします。（海外仕様についてはご相談ください。）
空気圧力	大気圧力+20kPa	お客様の仕様にあわせて設計いたします。
処理流量	お客様の仕様にあわせて設計いたします。
装置内圧力損失	400Pa以下
外気条件	乾球温度：35℃以下相対湿度：80％以下	お客様の仕様にあわせて設計いたします。
送気仕様	送気湿度50％以下送気温度外気追従　外気11℃以下・・・・外気+11℃ 　外気11℃～18℃・・・22℃一定　外気18℃以上・・・・外気+4℃	お客様の仕様にあわせて設計いたします。例：送気温度一定　22℃　湿度65％以下露点温度1５℃以下　等
冷却源	空冷式チリングユニット	水冷式（冷却水の供給が別途必要となります。）工場内空調水、冷水等
加熱源	電気ヒーター（装置外でさらにバーナーやボイラー等で加熱するなど、冷却のみの設計仕様の場合は不要）	蒸気・ヒートポンプ等
ファン	なし（ヒーター過熱防止のため、ファン側に運転アンサー信号出力が必要です）	ありお客様の仕様にあわせて選定・設計いたします。
制御	制御盤面操作による各機器運転・停止制御盤面操作による自動運転・停止ブライン凍結防止運転・省エネ外気追従制御　最低限の電力で仕様湿度となるよう　省エネ制御・省エネ冷却停止制御　加熱のみで送気湿度を満足できる場合に　冷却を停止する省エネ制御・運転バイパス制御　外気温度が仕様湿度を満足すれば　ヒーター及びチリングユニットを停止する　省エネ制御。　停止中も温湿度を常に監視し、必要時には　自動的に運転を開始します。・タッチパネルによる運転管理　運転状態表示　運転時の温度グラフ表示　温度状態ロギング　運転・故障履歴の表示・保存　中央管理システムからの入力　自動運転・停止　ファン運転要求信号（異常誤検知防止のため）中央管理システムへの出力　運転・異常状態（無電圧接点）　出口相対湿度（アナログ電流）異常発報項目・ブラインポンプ漏電・過電流・チラー漏電・過電流・チラーアンサー異常・ヒーター漏電・ヒーター過熱・送気湿度高・送気温度高・送気温度低・冷却温度高	高効率チリングユニットによる省エネ制御ポンプ二重化　・ポンプ異常時自動バックアップ　・ポンプ定期切替加熱用ヒーター二重化中央管理システムへ通信による入出力、等お客様の要求にあわせて機器を選定および設計いたします。
運転管理用機器	温度：バイメタル式ダイヤル温度計　　　外気温度、露点温度、冷水入口温度、送気温度　　　については制御盤面表示圧力：汎用微圧計湿度：静電容量式高分子湿度計にて制御盤表示中央管理システムへの出力（一括運転・一括異常）タッチパネルによる運転管理（各温度、圧力、運転状態のロギング、運転・故障履歴等）	保有水量レベル監視ブライン循環量の監視中央管理システムへの出力（個別運転および異常、各温度等）お客様の要求にあわせて機器を選定および設計いたします。
その他		客先安全要求事項準拠

除湿乾燥専用外調機参考図

除湿乾燥専用外調機　参考図

外気はユニットクーラーに入り、ネットフィルターで空気中の大きなごみを取り除きます。その後、空気は冷却コイルにてブラインにより設定温度まで冷却除湿されます。ブラインは最適な温度および流量となるよう制御されます。凝縮した水分はエリミネーターにより空気と分離されドレン排出口より排出されます。
冷却除湿された空気は電気ヒーターで設定温度まで加熱され、恒温、恒湿の空気となり工場へ送気されます。

お引き合いに際して

お打ち合わせ時に下記の内容をご確認させていただき、最適なお見積もりをご提案いたします。
各用語についてご不明な場合は「導入時の仕様選定に関するよくあるご質問」及び「技術用語解説」をご参照ください。

空気処理量	ある時間単位あたりに流入する空気の流量の事を指し、㎥/HやL/minといった単位で表記されます。
外気条件	除湿乾燥専用外調機に入気する空気の温度及び相対湿度をご確認ください。
送気条件	送気する空気の温度及び相対湿度または露点温度をご確認ください。
支給可能な冷却源・加熱源	冷却源では種類（冷水、空調水、井水）と温度を選定の際にはご確認ください。
特別仕様の有無、要望事項	そのほかにも特別な仕様やご要望等あればお申し付けください。