工業用大型エアドライヤー:ハイグロマスター
生産ラインの自動化・省力化を支える圧縮空気脱湿脱油装置
ハイグロマスター
ハイグロマスターは、圧縮空気システムにおける水分や油分を分離・排出し、清浄な空気を供給する装置です。
多様な設置環境に対応できる汎用性を備え、様々な工場で採用されています。
多様な設置環境に対応できる汎用性を備え、様々な工場で採用されています。
圧縮空気システムフロー

工業用大型エアドライヤー:
圧縮空気脱湿脱油装置ハイグロマスター
- 省エネ
- 汎用性
- 高品質
- カスタマイズ
空気圧システムの故障やトラブルの原因になっていた水分や油分を空気から分離排出し、清浄な空気、つまり質の高い空気を作り出すことを可能にした装置です。このハイグロマスターは、省エネルギーで多様な設置環境に対応できる汎用性を備え、現在、さまざまな工場で採用されています。
ハイグロマスターは様々な使用用途に対応できるシリーズ構成となっており、一台一台お客様にあわせた専用設計、オーダーメードです。
- エアドライヤー種類
- 冷却式・吸着式
- 対応露点温度
- 冷却式:ー10℃~30℃
吸着式:-40℃以下~10℃
※目安になります。詳しくはご相談ください。

POINT1
用途に応じた機種の選定ができます。
プラント用、空気工具用等のドレンレスエアーから、大気圧下-80℃の超低露点まで
空気の使用用途に応じた機種を選定できます。
空気の使用用途に応じた機種を選定できます。
POINT2
性能と経済性が抜群
独自の冷却、分離機構により、凝縮水や油分の分離性能と安全性、維持費の経済性は他の追随を許しません。
一般的な冷凍式ドライヤーと比較して約70~80%ランニングコストを削減できる製品もあります。
一般的な冷凍式ドライヤーと比較して約70~80%ランニングコストを削減できる製品もあります。
POINT3
給油式圧縮機で計装空気ができます。
独自の油分除去機構により油分も除去しますので、給油式圧縮機でも無給油式と同様の計装、
塗装用空気が得られます。
塗装用空気が得られます。
POINT4
長期にわたり低圧力損失。
装置ごとに専用設計された冷却器により、長期にわたり低圧力損失を実現します。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。
POINT5
大容量対応の装置ができます。
圧縮機の大型化に対応。中央管理方式に伴う処理量の増大に対応するには大容量の装置が必要です。
他社では実現困難な複数台の大型圧縮機に対するエアドライヤーの一元化も可能です。
他社では実現困難な複数台の大型圧縮機に対するエアドライヤーの一元化も可能です。
製品に関してお気軽にご相談ください。
製品に関してお困りごと等あればお気軽にご相談ください。
下記例は過去当社で実績のある仕様例になります。こちら以外にもご対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
屋外仕様 | 耐塩害仕様 | 耐食性を向上させる熱交換器のステンレス化 |
CH4(メタン)ガスの除湿 | イナートガス(不活性化ガス)の除湿 | 防爆仕様 |
低圧(ブロワー等,20kPaGクラス)仕様 | 高圧(4.9MPaGクラス)仕様 | 高温入口空気(100℃以上)仕様 |
特殊禁油仕様 | 冷却式エアドライヤーのレシーバー兼用化 | 冷却式エアドライヤーの外気追従制御(省エネルギー化) |
冷却装置二重化及び自動バックアップ | タッチパネルによる運転管理(ロギング、運転履歴の管理など) | 中央管理システムとの運転連携(外部からの運転/停止、設定値の入力や運転状態の出力) |
その他客先安全要求事項適合等 |
圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)に関する概要資料
圧縮空気除湿の基礎知識や除湿方式とその違いについて等、圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)に関する概要資料をおまとめしています。ぜひご確認ください。
冷却式エアドライヤー
冷凍機(チラー)やクーリングタワーなどで冷却された水を使用して圧縮空気中の水分を凝縮させ冷却除湿する方式です。
冷却源の種類や露点性能によって型式が異なります。
―α°DP型
圧力下露点設定:外気温度以下
世界にその例をみないクーリングタワーを利用した省エネタイプの冷却式除湿機。今まで高価でランニングコストがかかるといわれてきた除湿機の懸念点を完全に解消したタイプになります。


吸着式エアドライヤー
乾燥剤(吸湿剤)により圧縮空気中の水分を吸湿し、低露点の空気を得る除湿機。
再生方式により以下の3タイプを用意しています。