技術用語解説
索引
圧力下露点温度とは圧縮空気中での露点温度を指します。
つまり、配管やタンク、ホースなどの加圧された空気の露点温度を指します。
圧力下露点温度はエアツールやシリンダの動力源や切削油を吹き飛ばすブローなど一般用途に用いられる空気品質の管理において非常に重要な温度となります。
関連するリンク
- 技術情報「圧縮空気除湿の基礎知識」
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation.html - 「圧力下露点温度」と「大気圧下露点温度」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-2 - 各種計算|大気圧下露点から圧力下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html - 各種計算|圧力下露点から大気圧下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
圧力損失とは液体や気体が装置や配管を通過する際に通過前より圧力が低下する現象を指します。
摩擦損失とも呼び、圧力損失を省略して圧損と言ったりもします。
圧力が低下する原因は管壁面との摩擦や管路の曲がりや絞り、交差といった配管の形状、バルブやフィルターといった機器によるものがあります。
圧力損失が大きければその分大きな容量の供給機器が必要となります。
圧力損失はエネルギー損失であり、圧力損失を少なくすることは省エネルギーにつながります。
ハイグロマスターでは長期にわたり低圧力損失を維持するエアドライヤーを製造しています。
産業分野で用いられる「インバーター」とは三相誘導電動機(モーター)の回転数を変更・制御することができる装置です。
ポンプやコンプレッサー(圧縮機)に用いられるモーターの回転数を制御することで負荷に応じた省エネルギーな装置を構成できます。
産業分野で用いられるインバーターでは周波数と共に電圧との比が一定となるV/f制御を行うことが一般的です。
ドライヤー分野で用いられる「エコノマイザー」とは冷却式エアドライヤーで予冷を行うための熱交換器です。
高温の入口空気と冷却除湿塔からの低温除湿空気を熱交換することで冷却除湿塔に流入する空気の温度を低下させ、熱負荷を軽減させます。
また、低温除湿空気と高温の入口空気を熱交換することで出口空気の体積や温度、乾燥度が増加します。
エコノマイザーで予冷を行うことで熱負荷を20~30%削減し、出口空気の体積や温度、乾燥度が増加することができ、省エネルギーとなります。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
エアドライヤー(圧縮空気除湿装置)は圧縮空気システムの故障やトラブルの原因となる水分を除去する装置です。
JISでは「水蒸気量を減少させ、出口相対湿度を100%未満にすることで圧縮空気の絶対水分量を低減する装置」と定義されています。
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- 圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)とは
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181023-13
エリミネーターは空気の流れに随伴する水滴の飛散を防ぐために用いられる装置です。
デミスターより比較的大きな気体中の微粒子(ミスト)状となった水滴を分離します。
鉄板や樹脂成型板をジグザグに折って並べた構造をしたエリミネーターはクーリングタワーでの冷却水飛散防止に使用されます。
樹脂製の細いメッシュを編んだ構造をしたエリミネーターはビニロックやサランロックとも呼ばれ、空調機器内での水滴分離やクーリングタワーでの消音防止等にもに用いられます。
エリミネーターは水平流で最も効率よく分離します。
エリミネーターは材質の寿命によりますが半永久的に使用でき、デミスターより速い流速で使用が可能ですが、効率はデミスターに劣ります。
オートドレンはオートドレン弁、オートドレントラップとも呼ばれ、圧縮空気中のドレンを圧縮空気系統内から自動排出する機器のことです。
オートドレンは圧縮空気とドレンを分離する機構と排出バルブを持っており、ドレンのみを圧縮空気系統外へ排出します。
オートドレンには大きくフロート式、ディスク式、電気式に分かれており、使用場所によって使い分けられます。
ハイグロマスター株式会社ではフロート式のオートドレン弁を冷却式ドライヤーに標準装備しています。
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- 圧縮空気のドレン処理とドレン排出機構
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181002-11 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
加熱再生式ドライヤーとは吸着式ドライヤーの一種で、ヒーターや蒸気といった加熱源を使用して吸湿剤を再生する方式のエアドライヤーです。
一般的に除湿を行う通気塔と再生を行う再生塔、流路切替弁、ヒーターおよびブロワーで構成され、一定時間毎に通気塔と再生塔を切り替えます。
加熱再生式ドライヤーは再生時に加熱、通気前に冷却し、再生塔と通気塔の温度(Thermal)を切替(Swing)ながら除湿(Adsorption)を行うので、TSA(Thermal Swing Adsorption) 型やサーマルスイング型とも呼ばれます。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
乾球温度とは一般的な温度計で測定した空気の温度のことです。
湿球温度と区別する際に用いられます。
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乾燥空気とは水蒸気を含まない理想的な空気のことを指します。
反対に水蒸気を含む空気は湿り空気や湿潤空気と呼ばれます。
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ドライヤー分野で用いられる「吸湿剤」とは吸着式ドライヤーで用いられる水分を除去し、吸収する物質の総称です。
シリカゲルやゼオライトなどが代表的な吸湿剤です。
吸着剤とも呼ばれますが、一般的な吸着剤には二酸化炭素や窒素といった水分以外を吸着するものもあるため、
水分を吸湿するための吸湿剤や乾燥剤と区別して呼ばれることがあります。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
吸着式ドライヤーとはシリカゲルやゼオライトなどの吸湿剤に空気中やガス中の水分を吸着させ、除湿を行う方式のドライヤーです。
吸湿剤の再生方法により、ヒートレスドライヤー、加熱再生式ドライヤー、排熱利用式ドライヤーなどがあります。
小容量で低露点(低水分)の除湿に適しています。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
クーリングタワーとはファン等で送り込まれた空気(外気)と水が混ざり合い、水の一部が蒸発する気化熱により循環する水を冷却する装置です。冷却塔とも呼ばれ、角型と丸型の形状が存在します。クーリングタワーで冷却された水のことを冷却水と言います。
循環する水が直接外気に触れて冷却を行うものを開放式、循環する水が直接外気に触れず、クーリングタワー内の散水ポンプで冷却された水と熱交換を行うものを密閉式といいます。密閉式は散水用のポンプが必要になり開放式より価格も高価ですが、循環回路内の水が蒸発により凝縮しないため、熱交換器内に汚れがつきにくいというメリットがあります。
クーリングタワーは主に冷凍機や空気圧縮機などのコンプレッサーを冷却するために用いられます。
原理上外気温度以下、湿球温度まで冷却をおこなうことができますが、コンプレッサーの適正温度との兼ね合いによりファンの発停制御などを行われ、30℃前後で運転されます。クーリングタワーは外気に追従した温度の水を供給でき、冷水と比較してコストを低く抑えることができます。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4
コワレッサーとは気体と水分や油分を分離するための装置(フィルター)です。コアレッサーとも呼ばれます。
給油式コンプレッサー(空気圧縮機)が用いられる圧縮空気システムにおいて油分の分離が必要な時に冷却式ドライヤーに冷却コイルと共に内蔵されます。
弊社では冷却式エアドライヤーでの油分分離に自社製特殊樹脂製コワレッサーを採用しており、油分及び水分の分離をエアドライヤー内で行うことで二次側のフィルターの長寿命化に貢献します。
コワレッサーには寿命があり、およそ2年としています。寿命を経過したコワレッサーを使用すると内部圧力損失の上昇、送気油分の増加などのリスクがありますので定期的な交換を推奨しています。
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- アフターフォロー
https://www.hygro.co.jp/maintenance.html - 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
コンプレッサー(空気圧縮機)とは空気を圧縮し、空気圧を動力源や計装、ブローなどに利用するための機械です。
JISでは200kPa以上の吐出圧力があるものと規定されています。
ターボ式、スクリュー式、スクロール式、レシプロ式などがあります。大型のコンプレッサーではターボ式、スクリュー式が多く採用されています。
コンプレッサーでは空気と共に空気に含まれる水蒸気も圧縮するため、圧縮や冷却により水蒸気の凝縮が発生します。
使用先までの経路でも冷却により水蒸気の凝縮が発生し、凝縮した水分がシステムの故障やトラブルの原因となるため除湿は不可欠です。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
再生とは吸着式ドライヤーにおいて吸着した水分を吸湿剤から放出する工程を指します。
除湿(水分の吸着)を通気塔で行い、再生(水分の放出)を再生塔で行います。
通気塔と再生塔を一定時間毎に切り替えることで連続除湿することができます。
再生の方式により、ヒートレスドライヤー、加熱再生式ドライヤー、排熱利用式ドライヤーなどがあります。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
湿り空気とは水蒸気を含んだ空気のことを指します。
大気は水蒸気を含むため、湿り空気となります。
湿り空気は湿潤空気とも呼ばれます。
反対に水蒸気を含まない理想的な空気のことを乾燥空気と言います。
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水蒸気圧は空気中に含まれる水蒸気の圧力を絶対圧力で示したものです。
水蒸気分圧とも呼ばれます。
酸素や窒素、その他希ガスといった空気の圧力と水蒸気圧の和が湿り空気の圧力となります。
「理想気体の混合物の全圧(全体の圧力)は各成分の分圧(各気体成分の圧力)の和に等しい」というドルトン(ダルトン)の分圧の法則により、水蒸気圧を用いることで簡単に圧力下露点温度や大気圧下露点温度のの換算が行えます。
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- 「圧力下露点温度」と「大気圧下露点温度」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-2 - 各種計算|大気圧下露点から圧力下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html - 各種計算|圧力下露点から大気圧下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
第一種圧力容器とは液体の加熱や反応により蒸気を発生させたり、大気圧下で沸点を超える液体を内部に貯蔵する大型の圧力容器を指します。
第一種圧力容器には原子炉圧力容器や蒸発器(蒸留器)、オートクレーブ、反応器、アキュムレーターなどがあります。
第一種圧力容器は容器が破裂した際の危険度が高いため、法令により大きさや構造、検査について規定があり、規格に基づく製造および検査機関による構造および溶接検査、使用開始時の管轄省庁への届出、使用中も検査機関による年1回の定期性能検査が必要となります。
原子炉圧力容器・・・原子炉の核燃料と冷却材を収容する厚い鋼製の容器で、高圧高温の蒸気を発生させる圧力容器
蒸発器・・・・・・・液体を加熱して蒸気と気体に分離し、沸点の異なる成分を効率的に分離する圧力容器
オートクレーブ・・・FRP(炭素繊維強化プラスチック)など複合材を高温高圧で成形する際に用いられる圧力容器
反応器・・・・・・・化学反応により蒸気が発生する圧力容器
アキュムレーター・・高温・高圧の蒸気を貯蔵する圧力容器
大気圧は地球の表面を層状に覆っている窒素や酸素をはじめとした混合気体の圧力を指します。
標準的な大気圧は標準気圧と呼ばれ、国際的に決まっており正確に1013.25hPaです。
天気予報では海面上でこの標準気圧より高いものが高気圧、低いものが低気圧と呼ばれています。
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大気圧下露点温度とは圧縮空気が大気中に放出されたときの露点温度を指します。
大気圧下露点温度は塗装や乾燥といった用途に用いられる空気品質の管理において非常に重要な温度となります。
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- 技術情報「圧縮空気除湿の基礎知識」
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation.html - 「圧力下露点温度」と「大気圧下露点温度」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-2 - 各種計算|大気圧下露点から圧力下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html - 各種計算|圧力下露点から大気圧下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
チリングユニットは冷凍機やチラーとも呼ばれ、冷媒が蒸発する気化熱により水や空気などを冷却する装置です。
チリングユニットにて冷却された水を冷水と呼びます。
製品や業種により、「冷凍機」は「低温の冷媒ガス(フロン等)を供給し、冷媒ガスによって対象を直接冷却するもの」
「チリングユニット」や「チラー」は「冷媒ガスによって冷水やブラインなどを冷却し、冷水やブラインによって対象を間接冷却するもの」と冷凍機とチリングユニットを分けて紹介される場合があります。
また、冷媒を圧縮するコンプレッサーのことを「冷凍機」と呼ぶ場合もあります。
圧縮機を使用して低い温度から高い温度へ熱を移動させる蒸気圧縮式冷凍機は「ヒートポンプ」とも呼ばれます。
最近は圧縮機をインバーターで制御することにより省エネルギーを図るものが多く発売されています。
一年を通して安定して低い温度の水を供給できますが、クーリングタワーと比較して設備や製造コスト、メンテナンスが多くかかります。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
デフロストとはフィンコイル式熱交換器のフィンに付着した霜を取り除く運転方法のことです。
除霜運転とも言います。
フィンコイル式熱交換器で水蒸気を含んだ気体を氷点以下まで冷却すると、フィンに霜が付着します。
フィンに付着した霜は熱交換器の冷却能力を著しく低下させ、圧力損失も増大させます。
熱交換器の能力回復及び圧力損失の低下のために定期的にデフロストが必要となります。
デフロストではオフサイクル式、ヒーター式、温水式などがあります。
オフサイクル式は一定時間冷却装置を停止し、熱交換器に送られる暖かい空気(外気や入口空気)やガスなどの熱で霜を取り除きます。
ヒーター式は熱交換器に電気ヒーターを設置し、電気ヒーターの熱で霜を取り除きます。
温水式は熱交換器に温水を噴霧し、温水の熱で霜を取り除きます。
凍結冷却することで氷点下の露点温度が得られるハイグロマスターF型ではデフロスト(除霜)運転にオフサイクル方式を採用しています。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
電磁接触器と過負荷を検知するサーマルリレーを組み合わせたものです。
主にモーターの運転/停止および過負荷保護(焼損保護)に使用されます。
マグネットスイッチとも呼ばれます。
電磁接触器は電磁石により接点をON/OFFし、動力機器の運転/停止を制御するための機器です。
ヒーターや照明、モーターなどを自動制御する際に用いられます。
マグネットコンタクタとも呼ばれます。
電磁接触器の接点を無接点化したものはSSCと呼ばれます。
デミスターはミストエリミネータやミストセパレータとも呼ばれ、気体中の微粒子(ミスト)状となった水分や油分を分離します。
金属の細いワイヤーをメッシュ状に編んだ構造をしており、上昇流に使用した際に最も効率よく分離します。
デミスターは寿命が半永久的で軽量、圧力損失が低いことが特徴です。
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- 圧縮空気のドレン処理とドレン排出機構
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181002-11 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
エアドライヤー分野で「ドレン」とは結露により発生した水のことを指します。
水蒸気が含まれている空気やガスを圧縮や冷却したとき、気体中に溶け込めなくなった水分が凝縮し、液体の水(ドレン)となります。
ドレンは圧縮空気システムの故障やトラブルの原因となるので空気と分離し、圧縮空気系統外へ排出する必要があります。
圧縮空気系統内のバルブにてドレンを排出することも可能ですが、排出と同時に圧縮空気も排出するためエネルギーの無駄遣いとなります。
自動で圧縮空気系統内のドレンのみを分離、排出する機器としてオートドレンがあります。
また、給油式のコンプレッサー(空気圧縮機)ではドレンに油分が含まれており、油を含んだドレンを工場排水として流すことは法令で禁止されているため油分を分離処理をするのが一般的です。
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- 圧縮空気のドレン処理とドレン排出機構
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181002-11 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
熱交換器は温度の高い流体から温度の低い流体へ熱を効率的に移動させる機器です。
ハイグロマスターの製品では空気加熱器や冷却式ドライヤーで使用するエコノマイザーや冷却除湿塔・冷却吸着塔が熱交換器に該当します。
フィンコイル式、シェルアンドチューブ式、プレート式などがあります。
フィンコイル式は金属製の細い管(コイル)に薄い金属製のフィンを多数取り付けた構造の熱交換器で、空気やガスといった気体と液体の熱交換を高い効率で行うことが可能です。
シェルアンドチューブ式は金属製のシェル(外殻)と内部にチューブ(管束)を多数内蔵した熱交換器でシンプルで頑丈な構造を持つことが特徴で流体を選ばず熱交換できることが特徴です。
プレート式は薄い金属板(プレート)を多数重ねた構造の熱交換器で、液体間の熱交換を高い効率で行うことが可能です。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
ノルマル流量は、空気の体積や流量を表す際に基準となる状態を示したもので、温度:0℃、大気圧力:101.3kPa、相対湿度:0%の空気の状態を指し、N㎥/HやL/min(nor)、L/min(ntp)、力の単位であるニュートン(N)との誤認を防ぐため㎥(N)/Hといった流量単位と組み合わせて表記します。空気の体積や流量は温度や圧力、湿度によって変化するため、このような基準が必要となります。ノルマル流量は基準状態とも呼ばれ、このような基準には基準状態の他にANR、スタンダードがあり相互に換算が可能です。ノルマル流量はANRに換算すると約9%程度低い数値となります。 ノルマル流量は主に流量計など測定機器の表記や大型の空圧システムの設計時に用いられます。
関連するリンク
- コラム「ANRとノルマルの違い」
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181114-14 - 各種計算|流量の換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
排熱利用式ドライヤーとは吸着式ドライヤーの一種で、コンプレッサーの圧縮熱による高温空気を利用して吸湿剤を再生する方式のエアドライヤーです。
一般的に除湿を行う通気塔と再生を行う再生塔、高温空気を冷却するプレクーラー、吸湿剤加熱後の高温かつ湿潤な圧縮空気を冷却する再生冷却器と流路切替弁で構成され、圧縮空気を一切パージせずに一定時間毎に通気塔と再生塔を切り替えます。
通常ただ捨てられるだけの排熱を利用する為、除湿装置としてほぼ動力がかかりませんので非常に省エネです。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
パージとは配管や装置内に混入している目的以外の気体やゴミ、ドレン等といった不純物を吹き飛ばし、目的のガスで置換する行為を指します。
主に圧縮空気では気体の置換は行わないため、同様の行為を「ブロー」と呼んだりします。
吸着式ドライヤーの一種であるヒートレスドライヤーでは除湿済の低露点の空気を分流し、パージすることで吸湿剤を再生しています。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
ヒーターとは熱を発生し温める装置の総称です。工業用途では気体・液体・固体の加熱など幅広い用途に用いられます。
乾燥・除湿用途ではシーズヒーターがよく用いられます。
シーズヒーターは円筒状の金属シールの内部に酸化マグネシウムを絶縁材として発熱材をコーティングした構造をしており、感電の心配がなく自由に曲げ加工が可能で形状や素材を変更することで熱伝導する面積や熱量を調整できるため広く使用されています。
ハイグロマスター株式会社では吸着式ドライヤーのC型(加熱再生型)や空気加熱器HE型の加熱源として使用しています。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
ヒートレスドライヤーとは吸着式ドライヤーの一種で、除湿済の圧縮空気を分流、減圧して吸湿剤を再生する方式のエアドライヤーです。
一般的に除湿を行う通気塔と再生を行う再生塔、流路切替弁で構成され、一定時間毎に通気塔と再生塔を切り替えます。
ヒートレスドライヤーは再生にヒーターや蒸気といった加熱源を使用せず、除湿済の圧縮空気を分流、減圧して再生することからヒートレス(加熱源無し)ドライヤーと呼ばれています。
また、ヒートレスドライヤーは再生時に減圧、通気時に昇圧し、再生塔と通気塔の圧力(Pressure)を切替(Swing)ながら除湿(Adsorption)を行うので、PSA(Pressure Swing Adsorption) 型やプレッシャースイング型とも呼ばれます。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
ファンとは「羽根車の回転運動により気体にエネルギーを与える機械で、単位質量あたりエネルギーが25kJm/kg未満のもの」とJISで定義されています。
一般的な工業用途では送風機と呼ばれることもあり、おおよそ30kPa未満の圧力を発生させるものがファンとなります。
ハイグロマスター株式会社では低圧(10kPa程度)のブロワーを吸着式ドライヤーのC型(加熱再生型)の加熱送気源として使用するとき、
送風機と呼称することもあります。
ファンはクーリングタワーや制御盤内での冷却用途に使用されます。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5 - 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
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フィンコイル式熱交換器は金属製の細い管(コイル)に薄い金属製のフィンを多数取り付けて熱交換効率を高めた熱交換器で、フィンが熱交換面積を増加させることで空気やガスといった気体と液体の熱交換を高い効率で行うことが可能です。
フィン側に気体、コイル側に液体を通過させ熱交換を行います。
水分を多く含む気体を氷点下まで冷却するとフィンに霜が付着するため、デフロストが必要となります。
ハイグロマスターの冷却式エアドライヤーでは冷却コイルに熱交換効率の高さからフィンコイル式熱交換器を多く採用しています。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
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ブラインとは元来は塩水を意味していましたが、冷凍・冷却用途では凍結温度が0℃以下の間接冷却に用いる液体を指します。不凍液とも呼ばれ、エチレングリコールやプロピレングリコールなどをベースとして防錆防食剤や防腐剤を付加したものが製造、販売されています。濃度によって凍結温度が異なりますが、長期間使用していると空気中の水分を吸湿してブライン濃度が低下することがあるため、定期的な濃度管理が必要となります。
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フリークーリングとは通常チリングユニットを使用して製造、供給する冷水を外気温度が低い冬期などにクーリングタワーを使用して冷水を製造、供給するシステムです。フリークーリングではチリングユニットを停止させることができるため、高い省エネルギー効果が得られることがメリットです。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
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プレクーラーとは吸着式ドライヤーにおいて一次除湿するための熱交換器です。
吸湿剤で除湿を行う前に冷却式ドライヤーと同じ原理で除湿します。
プレクーラーで一次除湿を行い、プレクーラーでは取り切れない水分を吸湿剤で除湿することで省エネルギーで効率よく除湿を行うことができます。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18 - よくあるご質問「吸着式ドライヤーでの冷却水や冷水使用によるメリットを教えてください。」
https://www.hygro.co.jp/FAQs.html
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
ブロワーとは空気を圧縮し、空気圧を動力源やブローなどに利用するための機械でコンプレッサーより低圧の圧縮機のことを指します。
JISでは200kPa以下の吐出圧力があるものと規定されています。
ターボ式、スクリュー式、ルーツ式などが一般的です。
ブロワーより圧力の低いものはファンと呼ばれます。
ハイグロマスター株式会社では吸着式ドライヤーのC型(加熱再生型)の加熱送気源として使用しており、送風機と呼称することもあります。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20200302-18
飽和水蒸気圧力は飽和水蒸気の圧力を絶対圧力(Pa)で示したものです。
飽和水蒸気圧力は相対湿度100%のときの水蒸気圧力ともいうことができます。
飽和水蒸気分圧とも呼ばれます。
「理想気体の混合物の全圧(全体の圧力)は各成分の分圧(各気体成分の圧力)の和に等しい」というドルトン(ダルトン)の分圧の法則により、飽和水蒸気圧を用いることで簡単に圧力下露点温度や大気圧下露点温度の換算が行えます。
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- 「圧力下露点温度」と「大気圧下露点温度」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-2 - 各種計算|大気圧下露点から圧力下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html - 各種計算|圧力下露点から大気圧下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
ポンプは液体にエネルギーを与えて圧力を上昇させたり、液体を移送させる機械です。
大きく非容積式、容積式に分けられます。
冷水や冷却水のポンプには非容積式の一つである遠心ポンプが一般に用いられます。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
ユーティリティは工場で生産プロセスを行うために必要なインフラやサービスを指します。
電力、飲料水、工業用水、燃料、天然ガス等は工場外からのインフラで賄うことが多いですが、
冷水、冷却水、圧縮空気、温水、蒸気、窒素などは工場内に供給設備を設置し、生産及び管理を行います。
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- 圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)とは
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181023-13
冷却コイルとは冷却式ドライヤーで用いられる冷水で圧縮空気を冷却する熱交換器です。
ハイグロマスターの冷却コイルは冷水の他に冷却水やブラインでメタンガス等圧縮空気以外の気体の冷却も可能です。
冷却コイルにはフィンコイル式、シェルアンドチューブ式、プレート式などがあります。
ハイグロマスターの冷却式ドライヤーでは冷却コイルで気体を冷却し、結露したミスト状の水分をデミスターで分離することで気体の除湿を行います。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
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冷却式ドライヤーとは気体に含まれる水蒸気を結露するまで冷却し、結露して水滴となったドレンを気体から分離することで除湿を行う方式のドライヤーです。
大容量で一般的な工場で使用される圧縮空気の除湿に適しています。
冷凍機を使用し、熱交換器で低温の冷媒ガス(フロン等)により気体を直接冷却する方式は冷凍式ドライヤーと呼ばれています。
ハイグロマスターでは冷却コイルで冷水や冷却水、ブラインにより気体を冷却する間接冷却方式を採用しています。
間接冷却方式では冷水や冷却水、ブライン等冷却源を選ばないことや大容量化が容易で冷却設備と冷却除湿用熱交換器を分離設置できることがメリットです。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
冷却吸着塔は冷却コイル、デミスター、油分分離用のコワレッサーを内蔵した熱交換器です。
冷却式ドライヤーで除湿をするために使用されます。
油分分離用のコワレッサーを内蔵しない熱交換器は冷却除湿塔と呼称しています。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
冷却除湿塔は冷却コイル、デミスターを内蔵した熱交換器です。
冷却式ドライヤーで除湿をするために使用されます。
冷却コイル、デミスターに加え油分分離用のコワレッサーを内蔵する熱交換器は冷却吸着塔と呼称しています。
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-3 - 冷却式(冷凍式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170621-5
冷却水はクーリングタワーにより冷却された水のことです。
冷却水は大量の熱を外気温度程度まで冷却し、冷却温度にあまりシビアでない冷却に使用されます。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4
冷水はチリングユニットにて冷却された水のことです。
冷水は外気温度より大幅に低い温度までの冷却や冷却温度にシビアな冷却に使用されます。
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- 「冷水」と「冷却水」の違い
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-4
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- 「冷却式」と「吸着式」の違い
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露点温度とは空気を冷却した時、空気中の水蒸気が凝縮し、結露し始めるときの温度を指します。
また、露点温度となった空気中の水蒸気の量を飽和水蒸気量といい、飽和水蒸気量と露点温度には密接な関係があります。
露点温度はエアドライヤーの仕様を決めるうえで重要な指標の一つです。
過度に除湿を行うことはエネルギーの無駄であり、除湿が不十分であれば空気圧システムの故障やトラブルの原因となるため適正な露点温度の設定が必要です。
エアドライヤーの仕様を決定する際に用いられる「露点温度」には「圧力下露点温度」または「大気圧下露点温度」の二種類があります。
「圧力下露点温度」と「大気圧下露点温度」の違いを一言で説明すると「配管内で圧縮空気が結露し始める温度」か「圧縮空気を大気に放出したときに結露する温度」であるかの違いになります。ドレントラブルを防止するための露点温度管理にはこの二つの露点温度の違いを理解することが非常に重要です。
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- 技術情報「圧縮空気除湿の基礎知識」
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https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20170602-2 - 各種計算|大気圧下露点から圧力下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html - 各種計算|圧力下露点から大気圧下露点への換算
https://www.hygro.co.jp/technicalinformation/calc.html
ANR(参照基準大気, 仏語:Atmosphere Normale de Reference)は、空気の体積や流量を表す際に基準となる状態を示したもので、温度:20℃、大気圧力:101.3kPa、相対湿度:65%の空気の状態を指し、㎥/H(ANR)やL/min(ANR)といった流量単位の末尾に組み合わせて表記します。空気の体積や流量は温度や圧力、湿度によって変化するため、このような基準が必要となります。ANRは標準状態とも呼ばれ、このような基準には標準状態の他にノルマル、スタンダードがあり相互に換算が可能です。ANRはノルマルに換算すると約9%程度高い数値となります。 ANRは主に小型の空気圧縮機やシリンダーやフィルターなどの空圧システムの末端で使用される空圧機器の流量の表記に用いられます。
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- コラム「ANRとノルマルの違い」
https://www.hygro.co.jp/media/faqs/20181114-14 - 各種計算|流量の換算
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SSC(ソリッドステートコンタクタ)は、従来の機械式電磁接触器の接点を半導体素子とした無接点開閉器です。
無接点化により接点の摩耗がないため、高速動作や耐久性に優れており、電気ヒーターによる加熱制御に使用されます。
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- 吸湿式(吸着式)圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)の仕組み
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