空気の質を追求すると、
省力化や省エネルギーにつながりました。
圧縮空気から水分や油分を取り除き、清浄なエアーを工場に供給する圧縮空気脱湿脱油装置(エアドライヤー)、ハイグロマスター。
エアドライヤーとしての性能を極限まで追求し、省エネルギーで高品質な空気を提供します。
ハイグロマスターの開発によって「空気をテーマに、空気を活かす」という私たちの挑戦は始まりました。
現在、ハイグロマスターは多くの工場で採用されその性能および省エネルギー性、省メンテナンス性を認められています。
海外の工場での需要も高まり、さまざまな工場環境に対応できる複数のタイプを揃えています。
製品情報詳細
各条件から製品を探す
圧縮空気使用の用途や目的、露点温度がお分かりの方は各条件から製品をお選びください。
各露点温度の違いや除湿方法の違い、最適な容量に対する除湿方式についてご不明な際は弊社までお問い合わせください。お客様の仕様に沿って最適なハイグロマスターをご提案いたします。
また、一般的なエアドライヤーだけでなく、一般用途では実現が困難な微圧や超高圧、空気入口温度が高温となるような
特殊なエアドライヤーも製作いたします。
まずはお問い合わせください。
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圧縮空気除湿装置(エアドライヤー)とは動力、塗装、乾燥、計装用など幅広く使用されている圧縮空気を除湿し、乾燥させるものです。
圧縮空気が冷却されるとき、圧縮空気に溶け込めなくなった水蒸気が凝縮してドレンが発生します。 このドレンを上手に処理しなければコンプレッサーの短寿命、製品の不良や機器の故障、しいては環境汚染につながります。
圧縮空気の管理・運用を行っていくうえで切っても切れないのが圧力損失(圧力低下)です。 管末端の圧力を保持するために吐出圧力を安易に上昇させるとその分動力費は増加します。
工業用大型エアドライヤー:ハイグロマスター
ハイグロマスターは、見えない空気に「見える質」という価値をもたせます。
生産ラインの自動化、省力化に空気圧システムが導入され、空気そのものの品質に対する要求水準が高まる中開発された圧縮空気脱湿脱油装置ハイグロマスター。
エアドライヤーとしての性能を極限まで追求し、省エネルギーで高品質な空気を提供します。
空気圧システムの故障やトラブルの原因になっていた水分や油分を空気から分離排出し、清浄な空気、つまり質の高い空気を作り出すことを可能にした装置です。このハイグロマスターは、多様な設置環境に対応できる汎用性を備え、現在、さまざまな工場で採用されています。
ハイグロマスターは様々な使用用途に対応できるシリーズ構成となっており、一台一台お客様にあわせた専用設計、オーダーメードです。
お客様で選定が困難な場合は、お客様の使用状況をお調べし、
最適なハイグロマスターを設計、ご提案いたします。
対応可能な仕様の一例
- 屋外仕様
- 耐塩害仕様
- 耐食性を向上させる熱交換器のステンレス化
- CH4(メタン)ガスの除湿
- イナートガス(不活性化ガス)の除湿
- 耐防爆仕様
- 低圧(ブロワー等,20kPaGクラス)仕様
- 高圧(4MPaGクラス)仕様
- 高温入口空気(100℃以上)仕様
- 特殊禁油仕様
- 冷却式エアドライヤーのレシーバー兼用化
- 冷却式エアドライヤーの外気追従制御(省エネルギー化)
- 冷却装置二重化及び自動バックアップ
- タッチパネルによる運転管理(ロギング、運転履歴の管理など)
- 中央管理システムとの運転連携(外部からの運転/停止、設定値の入力や運転状態の出力)
連携方法:無電圧接点,アナログ, 通信(MELSECNET/H, CC-LINK, Ethernet-IP等) - その他客先安全要求事項適合等
この仕様は過去弊社で実績のある仕様の例です。
これ以外にも対応いたしますので、まずはご相談ください。
製品分類
工業用大型エアドライヤー:ハイグロマスターの特長

用途に応じた機種の選定ができます。
プラント用、空気工具用等のドレンレスエアーから、大気圧下-80℃の超低露点まで
空気の使用用途に応じた機種を選定できます。

性能と経済性が抜群
独自の冷却・分離機構により、凝縮水油分の分離性能と安全性を高めました。
維持費の経済性は他の追随を許しません。
-α°DP型では冷凍式ドライヤーと比較して70~80%のランニングコストが削減できます。

給油式圧縮機で計装空気ができます。
独自の油分除去機構により油分も除去しますので、給油式圧縮機でも無給油式と同様の計装、
塗装用空気が得られます。

長期にわたり低圧力損失。
装置ごとに専用設計された冷却器により、長期にわたり低圧力損失を実現します。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。

大容量対応の装置ができます。
圧縮機の大型化に対応。中央管理方式に伴う処理量の増大に対応するには大容量の装置が必要です。
他社では実現困難な複数台の大型圧縮機に対するエアドライヤーの一元化も可能です。
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弊社で製造している除湿機は除湿方式の違いによって大きく「冷却式」と「吸着式」に分類されます。
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圧縮空気を冷却し、水分を凝縮、分離することで除湿を行う除湿機が冷凍式ドライヤーです。このページでは冷凍式ドライヤーの仕組みと構成要素を解説します。
圧縮空気中の水分を吸湿材(吸着材)で吸着し、除湿を行う除湿機が吸湿式(吸着式)ドライヤーです。 吸着式ドライヤーとも呼ばれおり、吸着材の再生にヒーターを使用しないものを特にヒートレスドライヤーと呼びます。
シリーズから製品を探す
シリーズ一覧 冷却式
冷凍機(チラー)やクーリングタワーなどで冷却された水を使用して圧縮空気中の水分を凝縮させ冷却除湿する方式です。
冷却源の種類や露点性能によって型式が異なります。
各露点温度の違いや除湿方法の違い、最適な容量に対する除湿方式についてご不明な際は弊社までお問い合わせください。お客様の仕様に沿って最適なハイグロマスターをご提案いたします。
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シリーズ一覧 吸湿(吸着)式
乾燥剤(吸湿剤)により圧縮空気中の水分を吸湿し、低露点の空気を得る除湿機。再生方式により以下の3タイプを用意しています。
再生方式の違いによるメリット、デメリットについては「技術情報」をご覧になるか、弊社までお問い合わせください。
お客様の仕様に沿って最適なハイグロマスターをご提案いたします。
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空気加熱器(ハイグロマスター HE型)

コ・ジェネなどの余剰蒸気や温水を利用して工場用エアを加熱することでボリュームアップによる圧縮機動力削減と乾燥度アップによるドレントラブルの防止が図れます。
ドレン排出装置
オートドレン弁(オートドレン)
幅広い圧力に対応し、エアロスなく確実にドレンを排出します。
電源を必要とせず筐体もコンパクトなため設置場所を選びません。

ドレンタンクユニット
排出口径が大きいため粘度の高いドレンや、多少の固形物が含まれてしまうドレンにも対応します。
排出回数が表示されるため、ドレン排出量からの対象装置管理を行うことが出来ます。
幅広い圧力に対応し、エアロスなく確実にドレンを排出します。
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ドレンを手動バルブで抜く場合、圧縮空気も一緒に排出してしまうため大変不経済であり一つ一つドレンを抜くのは大変です。そこで圧縮空気を排出するなくドレンのみを排出する機器として各社からオートドレン(ドレントラップ)が発売されています。
エアバイディング(空気障害)が発生するとドレンが正常に排出されません。エアバイディング(空気障害)とはドレン排出装置(オートドレン)内の空気層がうまく抜けないために発生します。
圧力容器、熱交換器
当社では、圧縮空気除湿装置「ハイグロマスター」で培ったノウハウを活用し、一般的なレシーバータンクをはじめ、試験用装置など各種のカスタム容器および熱交換器の作製を承っております。
微圧から超高圧まで製作可能です。
具体的な図面がない場合でも、諸条件をご提示いただければ設計・製作いたします。
製品例
・レシーバータンク
・フィルター塔
・セパレーター塔
・多重構造圧力容器
・高圧熱交換器
・加温・加湿装置
・貯水タンク
…etc
また、各種材質もご指定により対応いたします。
容器材質:鉄、ステンレスなど
熱交換器チューブ材質:銅、ステンレス、アルミブラスなど