IP型
高温エアーに対応。冷水冷却式のIP型。
ハイグロマスター「IP型」は、入口高温送気に対応した冷却式除湿機です。
クーリングタワー(冷却水)による一次冷却、チラー冷水による二次冷却で圧縮空気の除湿を行い、
発生したドレンを確実に分離排出する機構を持った冷却式除湿機です。
クーリングタワー(冷却水)による一次冷却、チラー冷水による二次冷却で圧縮空気の除湿を行い、
発生したドレンを確実に分離排出する機構を持った冷却式除湿機です。
ハイグロマスター「IP型」
- 圧力下露点設定:5~30℃
- 省エネ
- 性能維持
- 安定性
圧力下露点5℃~30℃程度まで用途に合わせて製作します。通過圧損は、初期の0.015MPa以下を長期保持し、圧縮機動力費が他社に比較して少なく済むので経済的です。
計装、ニューマチック機器用から大型プラント用空気源、吸着式除湿機の一次処理用まで幅広く使用できます。専業60年の経験を活かした豊富なノウハウを有効に使用し、長期間にわたる安定した性能維持、省エネ運転を提供します。
計装、ニューマチック機器用から大型プラント用空気源、吸着式除湿機の一次処理用まで幅広く使用できます。専業60年の経験を活かした豊富なノウハウを有効に使用し、長期間にわたる安定した性能維持、省エネ運転を提供します。

POINT1
露点コントロールが容易
変化する周囲温度や高温入口温度にも対応した省エネ運転。
また、常に一定の露点温度を供給することも可能。
また、常に一定の露点温度を供給することも可能。
POINT2
運転コストが小さい
適切な露点設定、負荷の増減への対応等による消費電力減少。保全コストが軽微。
POINT3
確実なドレン分離排出機構を装備
凝縮されたドレンを確実にとらえ機外へ排出、無駄な過冷却は必要ありません。
POINT4
長期にわたり低圧力損失
装置ごとに専用設計された冷却器により、長期にわたり低圧力損失を実現します。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa以下。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa以下。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。
POINT5
油分除去も可能
油分除去用コワレッサーを装置内に内蔵可能。
別途フィルター塔を設ける必要がなく省スペースですみます。
別途フィルター塔を設ける必要がなく省スペースですみます。
POINT6
大型プラントにも最適
集中管理に対応、数々のノウハウを生かした省エネ運用を実現します。
ハイグロマスター総合カタログ
ハイグロマスターの総合カタログになります。会社概要や製品に関してご説明しています。ぜひご覧ください。
標準仕様 | オプション | |
---|---|---|
設置場所 | 屋外一体設置 | 屋内(空冷式の場合は分割設置) 防爆地区設置(冷水供給ユニットは非防爆地区に設置) 屋外/屋内 分離設置 耐塩害仕様 |
電源 | AC200V 50Hz/60Hz 3φ 電源容量については仕様決定後提示いたします |
AC220V, AC400V等 お客様の仕様にあわせて設計いたします。 (海外仕様についてはご相談ください。) |
空気圧力 (使用圧力・最高圧力) |
使用圧力0.6MPa 最高圧力0.8MPa [第二種圧力容器明細書付き] |
お客様の仕様にあわせて設計いたします。 高圧・低圧どちらでも対応可能です。 (海外圧力容器規格対応についてはご相談ください。) |
処理流量 | お客様の仕様にあわせて設計いたします。 | |
装置内圧力損失 | 0.010MPa以下 | 特殊フィルター付きの場合は0.015MPa以下となります。 |
周囲環境 | 周囲温度:35℃以下 | お客様の仕様にあわせて設計いたします。 |
入口空気 | 夏期:40℃ 冬季:30℃ 相対湿度100%(飽和) |
お客様の仕様にあわせて設計いたします。 高温・低温どちらでも対応可能です。 |
出口空気露点 |
固定モード:10℃ 外気追従モード:外気温度マイナス5℃(変更可) |
お客様の仕様にあわせて設計いたします。 0℃以下はドレン(凝縮水)凍結のため対応はいたしかねます。0℃以下の露点が必要な場合はF型をご案内いたします。 5℃以下の露点が必要な場合は凍結防止のためブライン(不凍液)仕様となります。 |
クーリングタワー | 開放式 | 密閉式 (散水用ポンプ及びクッションタンクが追加となります) |
チリングユニット | 空冷式 | 水冷式 (冷却水の供給が別途必要となります。) |
油分除去 | なし | 特殊フィルターを内蔵することにより、油分除去が可能です。フィルターを内蔵する際には頂部にフィルター抜き出し用マンホールが追加されます。 |
制御 | 制御盤面操作による各機器運転・停止 制御盤面操作による自動運転・停止 冷水/冷却水凍結防止運転 露点温度設定を外気温度追従させる省エネ運転 中央管理システムからの入力 自動運転・停止 負荷運転信号(異常誤検知防止のため) 中央管理システムへの出力 運転・異常状態(無電圧接点) 露点温度(アナログ電流) 異常発報項目 ・露点温度高 ・冷却水ポンプ漏電・過電流 ・クーリングタワーファン漏電・過電流 ・冷水ポンプ漏電・過電流 ・チラー漏電・異常 |
クーリングタワー側 インバーターによるポンプ省エネ制御 薬注装置追加 冷却水自動ブロー チラー側 高効率チリングユニットによる省エネ制御 混合三方弁による省エネ露点一定制御 共通 ポンプ二重化 ・ポンプ異常時自動バックアップ ・ポンプ定期切替 中央管理システムへ通信による入出力、等 お客様の要求にあわせて機器を選定および設計いたします。 |
運転管理用機器 | 温度:バイメタル式ダイヤル温度計 外気温度、露点温度、冷水入口温度 については制御盤面表示 圧力:汎用圧力計 中央管理システムへの出力(一括運転・一括異常) 運転状態:盤面表示灯 異常状態:盤面表示灯 |
タッチパネルによる運転管理 (各温度、圧力、運転状態のロギング、運転・故障履歴等) 保有水量レベル監視 冷水循環量の監視 中央管理システムへの出力(個別運転および異常、各温度等) お客様の要求にあわせて機器を選定および設計いたします。 |
その他 | 客先安全要求事項準拠 点検用プラットフォーム レシーバー兼用 安全弁追加 |
IP型参考図
IP型 参考図
本システムはクーリングタワーにて冷却された冷却水と専用チリングユニット(チラー)にて冷却された冷水により圧縮空気を設定温度以下に冷却し、発生した凝縮水分を分離し清浄な乾燥空気を供給することにより、二次側でのドレン発生を防止します。クーリングタワーは専用である必要はなく、コンプレッサーとの共用が可能です。専用クーリングタワーとした場合は冬期にフリークーリングを行うことでチリングユニットを停止して省エネを図ることができます。
コンプレッサーから送気される高温の圧縮空気は、エコノマイザーに入り、冷却除湿塔にて冷却除湿された低温空気と熱交換することにより入口空気の予冷を行い冷却負荷の低減を行います。予冷により発生したドレンはオートドレンにより塔外へ排出されます。
コンプレッサーから送気される高温の圧縮空気は、エコノマイザーに入り、冷却除湿塔にて冷却除湿された低温空気と熱交換することにより入口空気の予冷を行い冷却負荷の低減を行います。予冷により発生したドレンはオートドレンにより塔外へ排出されます。
エコノマイザーを通過した空気は冷却除湿塔内の冷却コイルにて冷却され水分が凝縮し、所定の露点温度まで冷却除湿されます。凝縮した水分はデミスターにより空気と分離され、ドレン排出装置により塔外へ排出されます。冷却除湿塔にて冷却除湿された空気はエコノマイザーにて熱交換することで乾燥度の向上、配管外面結露防止を行い送気されます。
お打ち合わせ時に下記の内容をご確認させていただき、最適なお見積もりをご提案いたします。
各用語についてご不明な場合は「導入時の仕様選定に関するよくあるご質問」及び「技術用語解説」をご参照ください。
空気処理量 | ある時間単位あたりに流入する空気の流量の事を指し、㎥/HやL/minといった単位で表記されます。 選定の際に空気処理量がご不明な場合は大まかにコンプレッサーのモーター出力を10倍するとおよその処理量(㎥/H)が算出できます。コンプレッサーメーカーの仕様からもお見積できますので、弊社にお問い合わせください。 |
---|---|
空気圧力 (使用圧力、耐圧) |
空気圧力は通常、kPa(キロパスカル)やMPa(メガパスカル)という単位で表記されます。 除湿機の選定には使用圧力と耐圧が必要になります。 ・使用圧力は通常コンプレッサーが運転している圧力 ・耐圧はコンプレッサーの安全装置が作動する圧力以下 となるよう圧力の決定してください。 |
入口空気温度 (夏期・冬期) |
ハイグロマスターに流入する圧縮空気の入口温度を指します。 夏季と冬季では外気温や冷却水温度が異なるため、コンプレッサーからの吐出温度が異なります。 夏期と冬期の吐出温度の違いについては「よくあるご質問」をご確認ください。 |
必要露点温度 | 最小のエネルギーでドレントラブル防止する露点温度を指します。 |
空気圧縮機の仕様 (油分除去の有・無) |
油分除去への対応 |
特別仕様の有無、要望事項 | そのほかにも特別な仕様やご要望等あればお申し付けください。 |
ハイグロマスターIP型について
ぜひご相談ください。
当社では製品に関して寄せられるご質問やご相談窓口がございます。
ぜひご相談ください。
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